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タイトルCarraraで MikotoToFBX(β)
記事No28
投稿日: 2007/10/21(Sun) 02:00:36
投稿者kNuko
はじめまして。
Carrara Proにて、MikotoToFBX(β)で出力された FBXを読み込んで
みました。結果は、

Carrara5 → × (原因は、C5Pro(英語版)が日本語使えないため)

※ 日本語を避けた方が良い旨は読んでいます。メタセコのボーン
自動生成  プラグインが日本語を用いるので、あえて試してみま
した。プラグインが  生成する部分以外は日本語は一切使ってま
せん。おそらく、各部位を1バイト表記にすれば動くと思います。

Carrara6 → △
こちらは、UNICODE対応した関係もあり、メタセコ側で日本語が用
いられていても読み込めました。ただ、Carrara6側では日本語表
記部が全て空白に置き換わってしまいますが。

Carrara6でその他

・出力を ASCIIにすると、最後の一つ前のキーフレームまでしか
読み込みません。
・テクスチャは、読み込めませんでした。RelativeFilenameを書
き換えても変わらずです。元の MQOを Objで読み込んで、対応付
けしなおせば簡単に再割り当てできるので実用上問題ないです。

一応、ご報告、ご参考まで。先に挙げた少し不便な部分は Carrara
側の問題だと思いますので不具合報告ではないです。

便利なソフト、ありがとうございます。完成を楽しみにしています。

タイトルRe: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No29
投稿日: 2007/10/21(Sun) 14:23:56
投稿者koi
はじめまして。
動作報告ありがとうございます。

Carraraは手元に無いためこちらで試すことは出来ないので、
動作報告は非常にありがたいです。
参考にさせてもらいます。

日本語名の件:
現状3Dツールは英語圏で作られていることが多いせいか、
日本語が混じると弱いようですね。
XSI Mod Toolでも日本語は「_」となってしまいます。
いちいち日本語を使用しているところを直していくのも面倒なので、
名前の変換機能のようなものを作成しようかと考えています。

テクスチャの件:
現在、テクスチャのファイル名は*.mqoファイルに書かれているものを設定しています。
テクスチャが読み込めなかったのは、テクスチャを検索出来なかったためだと思われます。
メタセコイアでは、*.mqoファイルと同じところにテクスチャを置いておくと、
そのファイルを読み込むのですが、ツールによってはそうでないものもあります。
実際に、Maya、Max、XSIでもテクスチャのパスは読み込んだ後に修正しています。
テクスチャのパスをフルパスにすればうまく読み込まれるかもしれません。
他には、テクスチャを3Dツールがデフォルトで検索するテクスチャフォルダに入れておく、
という方法もあるかもしれません。

Asciiだと最後のキーフレームが読み込まれない件:
すみません、原因がわかりません。
こちらの出力方法では、Asciiであるかどうかで処理内容が大きく異なることはありません。
FBX SDKでの出力時にどちらにするか切り替えている程度です。

ご意見、ご要望などあればお気軽にどうぞ。

タイトルRe^2: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No30
投稿日: 2007/10/21(Sun) 20:36:52
投稿者kNuko
参照先http://knuko.tea-nifty.com/blog/
コメントありがとうございます。
テクスチャの件は、確かに今回、ばらばらの場所に置いていたので、ご指摘とは逆になりますが、mqoと同フォルダに置いて試してみようと思います。

>いちいち日本語を使用しているところを直していくのも面倒なの
>で、名前の変換機能のようなものを作成しようかと考えています。
今、まさに、それを作ってました。mqoの段階でテーブルを基に日本語部分を英文字に置換するものです。例えば、胸→chestなど。とりあえず動くところまで出来たので、それを基に Carrara 5でも試してみようと思います。

とはいえ、MikotoToFBXに実装されれば、これほど嬉しいことはないので期待しています。

また、コメントさせていただくと思いますが、よろしくお願いします。

タイトルRe^3: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No31
投稿日: 2007/10/22(Mon) 22:51:20
投稿者kNuko
参照先http://knuko.tea-nifty.com/blog/
一応、追加報告です。詳細はブログの方に書きましたけれど、Carrara 5 Proでは何故か読めませんでした。MikotoToFBXが悪いわけではなくて、FBX 6が読めない..。

それと、Carraraは、各マテリアルを(おそらく過去のバージョンとの整合性を取るため)カプセル化して管理しているので、普通に読むとマテリアルは読めないようです。これも Carrara側の問題です。Carraraから FBX 6(6.1ではありませんでした)で AscII出力して DFで内容を比較してみましたが、マテリアルに関する項目が殆ど削られていました。

以上、ご報告まで。

タイトルRe^4: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No32
投稿日: 2007/10/23(Tue) 23:07:19
投稿者koi
返事が遅くなり、申し訳ございません。
報告ありがとうございます。

ブログ拝見させていただきました。
わかりやすいフローまで作成されていて感心しました。

問題となっていた点ですが、

名前変換機能について:
ただいま実装中です。
もう少々お待ちください。
この機能の実装とあわせて、オプションを自動で保存するようになります。
名前の変換表もオプションと同様に保存します。

FBXのバージョンについて:
エクスポート時に出力フォーマットとして、FBX V5系を選べるようです。
フォーマットを選択できる機能も追加しますので、次のバージョンまでお待ちください。
もし、お急ぎならばフォーマットを変換するだけのアプリを提供いたします。

マテリアルについて:
マテリアルが反映されないとのことですが、
これはCarraraからFBXを出力し、そのファイルをまたCarraraに入れても反映されないのでしょうか?
その場合、CarraraはFBXのマテリアルに対応していないのかも知れません。
色のみ反映されて、シェーディングが反映されないのであれば、
Carraraで使用しているライブラリが古い可能性があります。
シェーディングがPhongかLamberdかを選べるようになったのは、
FBX SDK 2006.11からのようです。

以上、何かご不明な点があればご連絡ください。
あと、次のバージョンまでもう少々お待ちください。

タイトルRe^5: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No34
投稿日: 2007/10/24(Wed) 18:51:02
投稿者kNuko
参照先http://knuko.tea-nifty.com/blog/
koiさん。ご丁寧なコメントありがとうございます。

当方
も過去にフリーソフト作成/サポートを行っていましたが、一番大事
なのは自分のペースで作成やサポートをすることだと思いました。
是非、ご自身のペースで開発および時間が空いた際にでもコメント
を頂戴できればと思います。

#名前変換機能
とて
も助かります。

#FBXのバージョン選択
V5出力が可能
になると、Carrara 5で読めるようになる可能性があるのでうれしい
です。
現在は、Carrara 6で V5に吐きだすという手段があるので
、運用上は困っておりません。(マテリアル情報の一部が欠落してし
まいますが..。)

#マテリアル
Carrara → FBX → Car
raraで、マテリアルの一部が消滅してしまいます。
Carraraのマテ
リアルは
 Global Shader
 +Shading Domein1
 +S
hading Domein2
 :
という構造になっていて、昔のバージョ
ンでは Global Shader部分にシェーディングを行ってました。1オブ
ジェクト、1Global Shader(= 1シェーディング)のため、1スキンで
はなくパーツ単位でオブジェクト分けをしていたわけです(実際には
、少し面倒な方法で複数シェーディングは可能でしたが)。
今は
、主に Shading Domeinを主にシェーディングをするようになってい
るため、この情報がカプセル化される関係上、Carraraでの完全なマ
テリアル入出力は無理そうです。

Carrara → FBX → Car
raraでは完全に Shading Domain部が消失してしまうのですが、Miko
toToFBXの場合は Shading Domain部の UVやジオメトリ情報は残って
いるらしく、再割り当てすれば問題ありません。Carrara6の利用ラ
イブラリが SDK 2006.11より前のもののようで、koiさんご指摘の理
由が該当するような気もします。

タイトルRe^6: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No35
投稿日: 2007/10/27(Sat) 01:05:25
投稿者koi
kNukoさん、お気遣いありがとうございます。
kNukoさんのご意見を参考に、あまりペースを崩さずに開発を行っていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

さて、
お待たせしました。
名前変換機能を追加したバージョンを公開しました。
メニューの「編集」→「名前変換」で、変換のためのダイアログが開きます。
後は、変換したい名前を登録していき、「変換」ボタンを押すと変換されます。
もし、使いにくいところなどありましたら、お気軽にご連絡ください。


他に、オプション情報が保存されるようになりました。
アプリケーション終了時、exeのあるフォルダに「config.xml」というファイル名で情報を保存します。
もし、オプションを消去したい場合はこのファイルを消してください。

ファイルの保存形式が増えました。
今までは、Asciiにチェックを入れるかどうかだけでしたが、
・FBX Binary/Ascii
・FBX5 Binay/Ascii
・DXF
・3DS
・DAE(Collada)
が選べるようになりました。

あと、動作状況にCarraraの情報を追加しました。
情報提供ありがとうございます。

タイトルRe^7: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No36
投稿日: 2007/10/27(Sat) 22:49:25
投稿者kNuko
参照先http://knuko.tea-nifty.com/blog/
どうも、お世話になります。

Carrara 5 Proにて試しに FBX V5を読んでみました。
一応開けるのですが、スキンとボーンが切り離された状態になって
しまいます。

アタッチすれば、アニメーションしてくれるのですが、mikotoToFBX
を利用させていただいている中での最大の恩恵である mikotoのア
ンカーによる影響度を引き継ぐことができず、Carrara 5 Pro側で
影響度の再設定(これが面倒)が必要になります。

どの辺りの記述が異なるのか、ASCIIモードで比較してみます。

なお、Carrara 6 Proでは FBX V5も問題なく読めました。どうや
ら Carrara 5 Pro側に問題があるようですね。
安定度にまだ問題はあるのですが、メインに使用する Carraraの
Ver.は 6に移行しつつあるので、当方は実用上は問題なく利用させ
ていただいております。

名前変更の機能、今は内部名に日本語を用いたモデルが無いため、
まだ試していませんが、mikotoデータから自動的に階層、マテリア
ルの一覧を作ってくれるのですね。すごく便利そうです。
時間が出来たら、実際に試してみます。

いつも細かい対応をしていただき、ありがとうございます。
それでは、また何かありましたらご報告させていただきます。

タイトルRe^8: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No37
投稿日: 2007/10/28(Sun) 13:48:59
投稿者koi
ご報告ありがとうございます。

FBX V5で出力したものを見てみると、SkinDeformが無いようです。
XSI Mod Toolでも報告された現象が発生しました。
今のところ原因はわかっておりませんが、V5にダウンコンバートする際には、他にも問題があることがわかりました。
V5のAsciiで出力した際、アニメーションが扱えなくなるようです。

タイトルRe^9: Carraraで MikotoToFBX(β)
記事No38
投稿日: 2007/10/29(Mon) 18:33:17
投稿者kNuko
参照先http://knuko.tea-nifty.com/blog/
こんにちわ

Carraraの FBX 5の Asciiデータ比較、当方も行い、
koiさんご指摘の箇所がやはり別表記になっていました。
ただ XSI Mod Toolの出力した FBX 6が Carraraで読めない
ことを考慮すると、Carrara側にも問題がある感じです。
(XSI Mod Toolに問題がある可能性もありますが)
海外の当該ソフトのフォーラムにて情報を探してみます。

Carraraに関しては現状の最新バージョンが 6.02(FBXと似て
てややこしいですね)なので、旧版の 5.xに関しては、
mikotoToFBXにて対応を考慮していただくのは koiさんの負担
が増えると思いますので、個人的には、この返信にて了とし
たいと考えています。

ただ、今後の Ver.Up等でもし Carrara 5.x関係で操作した際
の情報が必要であれば喜んで協力させていただきます。

ありがとうございました。

別スレッドにて一つ質問を挙げさせていただきます。